大戸屋で働くアルバイトさんが、岩手県知事賞を授賞しました。
名前は、松田文音(あやね)さん。定時制に通う19歳で、学業に励みながら当社の大戸屋で調理のアルバイトとして働き、学校のバドミントン部では全国大会出場。今回は生活体験発表ということで、弁論大会方式で自身の過去と現在、そしてこれからを発表され、目出度く授賞の快挙を成し遂げました。
こう書けば聞こえはいいですが、その体験原稿を読めば、目頭を抑えることができない、大変な苦労をされてきた方でした。生活的に恵まれない状況に、自分を投げ出しかけた時もありましたが、学校の先生や仲間、職場の同僚たちによって支えられ乗り越えてこられたそうです。
「目標を持って生きることの大切
さ」と、「諦めてはいけない」という
姿勢を、私自身も彼女からかなり
強く学びました。
11月には全国大会でも発表なさるそうで、
順位うんうんよりも、同じ境遇にいる若い
人たちの勇気につながる体験談として、
多くの方に聴いてほしいと思います。
来年で学校も当店も卒業予定ですが、
当店での働きも並みならぬ活躍ぶりで、
正直貴重な戦力が抜けると思うと、とっても
つらいのですが、彼女は未来に羽ばたく
可能性の塊ゆえ、これからも益々活躍して
ほしいと、強く願わずにはいられません。
近々新聞にも掲載される可能性があると
のことで、ここでは内容を詳しく申しません。
その節はぜひ、お目通し下さい。